「組合員の暮らしを豊かに」
東海地連公共民間評の学習会が2025年4月19日に静岡労働会館で開かれ、東海4県から21人が参加。愛知からは6人が参加した。学習会では、『自主福祉運動を取り組む意義』をテーマに自治労共済長野県支部の安土功一事務局長が講演。
安土さんは「本来の共済推進・加入拡大の目的は『スケールメリット』を活かし、組合員の暮らしを豊かにすることにある」と話し、「加入者数が大きくなるほど掛金が抑えられる。このことが、労働組合が『個人』で加入する保障よりも、労働組合を通じて結集する『団体』共済制度を推進する大きな理由だ」と強調した。
講演後には、各単組が持ち寄った春闘要求書・回答書をもとに、要求のポイントや交渉の様子などで情報交換を行った。