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医療現場の声拾え

衛生医療評が県へ要請行動

衛生医療評議会は2024年9月20日、県に対し、医療現場の課題改善に関する要請を行い、後藤議長と柳川事務局長が、保健医療局の長谷川局長に要請書を手渡した。

要請では処遇改善のほか、定年引上げに伴う人員配置、地域医療構想などに責任を持った対応と、公立病院への適切な指導を求めた。

県は、公立病院への聞き取りで課題把握に努めるほか、医師会に委託している「医療勤務環境改善支援センター」の活用も啓発していくと答えた。

後藤議長は、認知症患者の看護の困難さを例に上げ、医療従事者の生の声を幅広く拾い、処遇改善につなげてほしいと強調した。