他人の痛み実感し職場理解促す

岡崎事業団労組は2025年8月22日、生理痛体験学習会を実施し、組合員23人が参加。この取り組みは、当局側の管理職にも理解を広げるために参加を呼び掛け共同開催した。学習会は女性間でも生理の痛みに個人差があるため、他人の痛みへの理解を深めることや職場理解の促進が目的。
体験会では、生理痛VR体験装置を通じて筋電気刺激で疑似体験し、生理のつらさを身をもって体感。また、グループワークでは生理時会議で席を立てないことを例を挙げ、配慮や風土に問題があるのかを話し合い、理解し合える職場環境づくりを職場や管理職と共有する重要性を学んだ。
男性参加者は「刺激が弱でも、こんなに痛いと思わず驚いた。耐えられず歩けない」。女性からは「この程度の痛みではなく、通常はさらに痛い」と話していた。