• 公共サービス従事者のための労働組合

賃上げは官民一体で

 連合愛知は5日に春季生活闘争総決起集会をエディオン久屋広場で開き、連合愛知傘下の組合員や議員ら約5700人が参加した。

 集会では、今春闘で成長と分配の好循環を回すためには、大手組合だけでなく、中小企業の賃上げが欠かせない。中小企業の賃上げ原資となる価格転嫁の必要性を理解・浸透させることが重要であると呼びかけた。また、官公部門代表の決意表明では、豊田市職労連の保健師が登壇し、これまでの保健所の実態を語り、「コロナ禍で月100時間を超える時間外労働が発生し、何人もの仲間が病休になった。一方で多くの励ましやエッセンシャルワーカーの重要性が認識された嬉しい面もあった。春闘では、物価高を上回る賃上げに官民で取り組んでいく」と決意を述べた。

 また、第20回統一地方選挙総決起集会が行われ、推薦候補者の必勝に向け全体で取り組むことを確認した。