現業評議会・学校部会は5月11日、学校集会を金山・れあろで開き、5単組から65人が参加。来年の参院選に自治労組織内として立候補予定の「岸まきこ」特別執行委員の講演と職種別のグループワークを行った。
岸さんは、「国の政策誘導で進められる民間委託が、公務の職場に不安定雇用と低賃金化をもたらした」と述べ、これ以上の委託化に歯止めをかけ、再公営化への政策転換をめざしたいと抱負を語った。
また、用務や給食調理は、安全で快適な学校生活に不可欠な仕事だとし、「組合員が誇りを持って働いていることを政治の場に伝えていきたい。調理場をはじめ、学校関連職場の労働環境改善も訴えていく」と力強く語った。
職種別で意見交換
グループワークでは、「安全衛生の取り組み」と、「民間委託にどう向き合うか」をテーマに意見交換。組合が提案して改善された作業の事例や、民間委託された後の職場との関わり方などについて話し合った。